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色々くらだない突っ込みする人が出てくるので、あくまで個人的感想を好き勝手に書いているだけです(笑) ということで、本題 まあ、数か月前に発表するような事を書いてたのでそれが漸く発表となったのでしょうけど、見る限りは既に販売されている株式会社スリーエスの光造形機の外装をアルミケース屋らしくアルミケースで覆ったモデルっぽいですね。 血税が元になってる補助金狙いな3Dプリンタが狙いでしょうから100万円台の方が旨み大きいとの判断かもしれませんけど、既にFDM機でのサポートが滅茶苦茶(何も知らないユーザーは、ありがたいと思っているみたいですけど)なのにマトモなサポートって出来るんでしょうかね? 更にオリジナルの製造元でないので、組立レベルが著しく低いAbeeで組立されたものより、オリジナルの製造元で販売されている方がキチンとした組立されていると思ってしまいますけど(^▽^;) しかもSCOOVOブランドとして販売されるものについては価格表記無しで問い合わせさせる方法を取っていますので、賢明な人はこれが何を意味するのか理解できると思うので、まあ買わないんでしょうけど問題は学校などの公的機関の人が良く判らず導入してしまい痛い目を見て、購入金額の一部に血税が含まれているという点ですね。 と、前フリは、この位にして記載してあるのを見てみましょう(笑) 先ずはメリットの項目から 「本体価格が安い」 既にノウハウを持っているメーカと比較する様なものでは無いですし、DLP使用しているタイプとの比較で有れば、安価では無いですね。 「ランニングコストが安い」 絵に描かれている一般的な光造形機の様にタンクが縦方向に大きいものなんて無いというのは、少し調べれば判るというのと、使用する樹脂の単価が表記されていなければ比較なんて無理だと思うのですけど、どうなんでしょうね? 「造形スピードが速い」 硬化用の光を面で照射するのでDLP使用している光造形機と同等速度で早いのは判りますけど、レーザーを走査させて造形するより平面上の解像度は劣るから一長一短ですね。 「電気代が安くて長寿命」 LED電球の宣伝と同じですね。 「安心の日本製」 Abee製じゃなければ、安心だと思うんですけど(^▽^;) 今度は、本文に戻って見てみましょう 「超低ランニングコスト」 タンクに数十リットルも注がなければ使えない光造形機って?例えばForm1等を見ても1リットルすら入らないと思うんですけど、比較対象は古い業務用とかですか?(笑) 「少量液体樹脂で造形ができる...」 樹脂の損失は使用頻度が低ければ確かに無駄になる量は減りますね。ただ使用頻度低いならトータルコストを考えた場合、プリンタのメンテナンス等を考えるとDMMなどの業者へプリント頼んだ方が良いと思いますけどね。 毎回綺麗な樹脂が...という事は、メーカーとしては一度使って余った樹脂は廃棄して欲しいって事でしょうか?廃液の処理方法とかも記載した方が良いと思いますけど? 液体樹脂の温度を保つヒータ不要とありますが、Form1とかにヒータ付いてます?というか、動作環境の温度を記載すべきでは? 「一時停止を可能に」 良くは知りませんけどForm1とかは一時停止して樹脂の補充出来ないんですか?SCOOVOの場合は樹脂タンクが小さいのである程度の大きさをプリントする場合、途中補充の頻度が高くなるから一時停止は必要なのかもしれませんね。 「最少積層ピッチ...」 まあ、光造形機だから普通のレベルでしょうね。ただ使用環境に於いて周囲の振動影響とか大きそうなので安定的にプリント可能な積層ピッチで宣伝した方が良いと思いますけど 「長寿命20,000時間...」 保守契約して保守延長のMAXが5年なので保守期間内は、24時間フル稼働を続けなければ寿命にはならない計算なので、本来なら故障したら無償対応と思いますけどAbeeだから高額請求しそうですね。 「レーザー照射方式を凌駕する...」 まあ、面照射だから速いですね。メリットデメリットを良く考えて使い分けするのが良いと思いますけど 「アクリルとゴムライク...」 一時的な試作モデルなら良いですけど、樹脂の耐久性はどうなんでしょうね?紫外線影響が高そうな樹脂な気がするので置いておいたら劣化が進みそうな気、しますけど。 「多彩なカラーリング」 染料系だと色落ちが、顔料系だと樹脂との混ざり具合とか大変そうですね。白については精度問題書いてありますけど、他の色でも透過率等の影響が考えられるのでどうなんでしょう? 「堅牢性と軽量化の両立する...」 まあ、アルミケース屋だからケースには拘りたいよね(笑) 「キャリブレーション不要」 定期的なキャリブレーション必要って書いてある様に思えるんですけど 「場所を選ばない静音設計」 FDMのSCOOVOは、凄いみたいですね(^▽^;) 「シンプル操作と堅牢設計」 シンプル操作なのに事前の操作説明が必要なんですね(^▽^;) 「安心のメイド・イン・ジャパン」 これは信用できないと感じてる人が多いと思いますよ(笑) 「充実した保守契約体制」 最長5年で、料金の記載が一切無しって凄いですね。 値段が出てたので追記 SCOOVO MA30 ・直販価格 321万8400円(税抜298万円) SCOOVO MA10 ・直販価格 181万4400円(税抜168万円) 補助金狙いの価格設定でしょうかね? 更に追記 保守契約の金額はセンドバック48万円/3年、オンサイト75万円/3年らしいですね。 普通の人だったら地雷感満載のSCOOVOなんて導入せずにシーフォース株式会社のDWS-009Jを選択するか、安価DLP機のUnicia等を選択するでしょうね。企業の担当者でSCOOVOなんて選択して会社に導入なんてしちゃったら、会社に居づらくなっちゃいそうですしね(笑) 11/14追記 SCOOVO MAの年間保守契約サポートに於ける出張保守サポートでNECフィールディングと提携したとありましたね。 で、Abeeの社長さんは自身のブログで「即日サポート」と宣伝してますけど、11/14現在SCOOVOメンテナンスプラスというサポートの内容が書かれているページを見ると「最短で翌営業日に駆けつけます」となっているから、「即日」じゃなくて「翌日」(しかも最短で祝祭日含まず)なので、相変わらず言ってる事が滅茶苦茶 ┐('〜`;)┌ まあ、保守契約サポートの書かれている内容もツッコミ所が多いから素人さんは引っかかっちゃうんでしょうけど、マトモな会社でこんなの導入したら導入を決めた担当者は飛ばされちゃいそうですけどね。 で、出張修理は年間24.6万(3年契約だと75万)も掛かる方のサポートプランで3年間契約のみ48万のサポートプランだとメーカーに返送しての修理(送料ユーザー持ち)で、修理期間も7営業日と有るから実質2週間は最低でも使用不可能になるんだけど、趣味で使うならまだしも(趣味でSCOOVO MA買う奇特な人も居ないでしょうけど)業務として使用してたら普通は有り得ないですよね。 高い金を払って、週末の朝に問題判ってメーカー呼んだら週明けに伺います!って言われても普通は困ると思いますけど(笑) あと、サポート契約は1年か3年の選択で、その後は1年単位での延長で最長5年なので、普通の企業なら3年で減価償却を終えないと駄目でしょうね。
by ichibey
| 2014-09-01 10:38
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