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基本的にPLA専用機なBIQU MAGICIANですが、制御基板はSmoothie互換でベッド用の電源及びサーミスタ端子は付いているので試しにヒートベッド化してみました。 取りあえずヒートベッドに使えそうなヒータ探しとなるのですが、付属のACアダプタが12V10Aで実際の余裕がどの程度なのか判らない(直行タイプでRAMPS使用だとヒートベッド無しの場合、5A電源でギリギリという感じ)ので電源容量アップはせずに行いたい為、容量の大きくないものを探してみました。 見つかったのでeBayでφ100サイズ、12V8Wというものでした(かなり容量小さいですがテスト兼ねてますので) 取りあえず購入して数日前に漸く到着 ベッド素材はA5052板を使用なのですが卓上旋盤をCNC化したものだとベッドサイズが加工範囲超えてしまう為、t1.5を使用(ヒータ容量が小さいので過熱対象の体積が小さい方が良さそうですし) オリジナルのアクリルベッドをアルミ板に重ねて外形を罫書きして大まかに金属用の鋸でカットしてからハンドニプラー使って更にそれっぽい形状へ加工、あとはヤスリで外周のバリ取りを行いました(面倒になったのでかなりいい加減ですけど^-^;) ヒーター表面を紙やすりで荒らしてカスを除去後、確認して見るも結局付かない... ということで、どうせ100℃などは無理だろうという事から手持ちのScotchスーパー多用途超強力接着剤をヒーター表面に塗布して接着を行いました(本来ならラバーヒーター用の専用接着剤が良いのですけど、それなりに高価なのと使用量は大した量で無いから買うのも勿体ないので^-^;) サーミスタは配線部に細いテフロンチューブを付けてその先にコードを付けた物を作成してヒータとアルミ板の間に挟み込んで一緒に接着しています。 本体への取付は相手側がM3タップなので手持ちの耐熱樹脂製六角ポストのネジ部にφ3mmドリルを通してM3のネジでベッドへ取付しています。 ベッド過熱を行うとヒータ容量が小さいのでゆっくり温度上昇されていき、50℃くらいまで上がりました(タッチパネル破損で12864LCDを付けている本体使用ですので標準のタッチパネルLCDの場合、どうなるかは確認していません。Gコード自体は制御基板側の設定次第なのでヒートベッド化してもGコードから指示するのであれば問題無いと思います) テストプリントですが、ベッドの温度がアルミ板とヒータの間での検知温度で50℃なのでベッド表面の温度はそれより低くなる事から取りあえず表面にシート貼付しました。 テスト用の本体使用な為、エフェクタが純正で無くプリント部品の本体でPLA用としてワーク冷却しているタイプだったので、プリントして見るとベッドへの貼り付きが悪く剥がれる(笑) ワーク冷却ダクトの出口にマスキングテープ貼ってみたら漏れた空気の影響で徐々にベッドから剥がれてしまい失敗(元々ホットエンドの冷却を行った空気をノズル先端に回す構造にしているので下手に塞ぐと逆流が発生してしまうので...) ということで、取りあえずワーク冷却のダクトを反対向きに取り付けてノズル先端へ風が出ない様にして、ダクト先端にマスキングテープ貼りつけて出た風がベッド表面へ向かわない様に(温度上げられないベッド冷やさない様に)して現在テストプリント中...(ワーク冷却無いのも問題なので風量を上手く合わせるしかないですね) 自作機用に□100サイズ12V50Wのヒーター買っていて年明け位には届きそうなのですが、流石に50Wだと過熱には問題無いですけど(既に使ってますので)12V10A電源だと厳しすぎるから、気が向いたら電源容量上げて試す感じでしょうかね。 追記 取りあえずワーク冷却無しでのテストプリント 12/29追記 少し追加でテストしてみましたがベッドへの設置面積が大きいワークだと剥がれてきてしまう(使ってるABSがPxmalion製で収縮が少し強め&ベッド温度低いと樹脂のシートに貼り付き悪い)ので、ヒーター容量上げないとABSでは厳しという感じですね。電源容量アップとヒータ容量アップで考えた方が良さそうですね。 取りあえずは外気温が低い際のPLA用という事で...(^▽^;)
by ichibey
| 2017-12-28 17:32
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