COSMIC 35(SMENA8)の使い方

トイカメラ。 - LOMO HOLGA ピンホールなど 初めてでも楽しめるトイカメラ情報サイトの掲示板でSMENA8の使い方についての質問が有ったので簡単に纏めてみました。

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おおまかな、各部名称です。


1.フィルム装填
本体横にあるポッチを矢印の方向に動かしてロックを外して裏ぶたを外します。

蓋を開けたら一般的なカメラと同じようにフィルムをセットします。
(フィルム先端を巻き上げスプールに差し込んで巻き上げダイアルを回してセットします)

フィルムの装填が出来たら裏ぶたを閉めます。
本体上面にある銀縁の大きいダイアルでフィルムカウンタをセットします。(減算式なのでセットしたフィルムの撮影枚数に合わせます)

2.絞りの設定
レンズの周囲に絞り調整のリングが有るので、赤い点が目的の絞り値になるように回転させて合わせます。


3.シャッターのチャージ
このカメラはシャッターチャージは単独で操作が必要なのでチャージレバーを下げてチャージします。



4.ピント合わせ
フォーカスは目測合わせのカメラなのでレンズのゼブラ模様の部分を回転させて被写体までの距離をセットします。
但し、書いてある数値がフィート表示なので注意しましょう。フィート表記に0.3を掛けると大よそのメートルになります。
(SMENA8の場合は持っていないのでフィートかメートルか確認してください)


5.撮影
本体上部にあるシャッターボタンを押して撮影します。撮影後は黒い大きな巻き上げダイアルを回転させてフィルムを送ります。多重露光を行いたい場合はシャッターチャージからの動作を行います。

6.フィルムの巻き戻し
フィルムを巻き戻す際に巻き上げダイアルの逆転防止ロックを解除します。
このカメラはシャッターボタンと兼用になっているので、シャッターボタンを押しこんだ状態で回転させ、赤い点を一致させてロックします。

シャッターボタンをロックすると巻き上げダイアルがフリーになるので、銀色の巻き戻しダイアルを回転させてフィルムを巻き戻します。
巻き戻し終わったらフィルムを取り出し、ロックされているシャッターボタンを回転させてロックを解除します。

7.セルフタイマー
一応セルフタイマー機能が付いているので使うときはレバーを下げてセットします。




ということで、簡単な説明を終わります。

完全なマニュアルカメラなので別途露出計を用意するか、デジタルカメラで絞りとシャッター速度を確認して撮影、もしくはネガならある程度カンで合わせる事で撮影となります。

絞りとシャッター速度は、快晴ならばf16にセットした状態でシャッター速度が1/ISOとすることでネガフィルムなら大体大丈夫です。
なのでこのカメラの場合、ISO100フィルムならf16でSS=1/125、f11でSS=1/250程度となります。晴天下のおおよそとなるので、普通の晴れや曇りの場合はそれぞれ一段、二段程度ここから絞りを開けたりシャッター速度を遅めたりします。